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 幹事長挨拶            

幹事長  河野晴彦(昭和50年卒)

 2021年版「冬夏会会員名簿」発行にあたり、ご挨拶申し上げます。

 まず皆さんに報告しなければならないのは、この冬夏会の会長を18年間に亘って務めていただいた平井聖先生が退任され、新たに坂本一成先生が会長に就任されたことです。平井先生は、2019年の冬夏会新年会に合わせて、百年記念館1階ホールで開催された先生のスケッチ展、それに合わせて刊行されたスケッチ集「日本の街並と建築」の刊行、また2020年夏にはその続編となる「旅と食事そして花」というスケッチ集を刊行されるなど、お元気で活動されていますが、90歳を超えられたご高齢ということもあり、この度、10月の幹事会、並びに臨時の評議員会を開催し、このような運びとなりました。

 さて、2020年は本来であれば、夏には東京オリンピック・パラリンピックが開催され、世界中の人々が日本を訪れ、日本の文化やおもてなしを堪能し、益々インバウンドビジネスが盛んになるはずでした。ところが、中国武漢で発生した新型コロナウィルス感染症(国際正式名称:COVID-19)は、瞬く間に世界中に拡散し、オリンピック・パラリンピックはもちろん中止。未だにその勢いは衰えず、感染者数は世界で5400万人、死者130万人(2020年11月16日現在)に達しています。

 記憶を辿れば、2020年2月頃から事態は深刻化し、学校が閉鎖され、卒業式、入学式も中止や延期。緊急事態宣言が発せられ、「新しい生活様式」なる言葉も生まれ、「密閉」「密集」「密接」の3密を避けることが求められ、人々は自宅にいる時以外は常にマスクをするようになってしまいました。昨年はこのページに産学協働プログラム「人生100年時代の都市・インフラ学」が始まって、ワークショップを重ねている、人生100年時代の「幸福」とは何か?人の暮らし方、働き方、学び方はどのように変わっていくのか?…と書いたのですが、まさしく、思わぬ伏兵「コロナ禍」によって、世界は一変してしまいました。南海トラフ地震や首都直下地震が来たらどうするか、地球温暖化による昨今の異常気象による自然災害にどう対応するのか、などの議論をしている最中に、それどころではない我々の日常生活を揺るがす事態になってしまったのです。

 このような1年でしたが、大岡山の正門を入った百年記念館の向こう側には、予てから建設中の国際交流施設「タキプラザ」が完成し、2021年春のオープンに向けた準備が進められています。新しい年に、少しでも早くワクチンや治療薬が開発され、ウィズコロナからアフターコロナの時代に移行し、「デジタル化」「テレワーク」「リモート会議」などの「新しい生活様式」に移行した方が良いものと、今まで通りが良いもの、或いはハイブリッドにした方が良いものの判断が冷静に考えられる時が来ればと願っています。困難な時代だからこそ、冬夏会の皆様が様々な分野で御活躍されることを祈念しています。