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 幹事長挨拶            

幹事長 河野晴彦(昭和50年卒)

 2022年版「冬夏会員名簿」発行にあたり、ご挨拶申し上げます。

 昨年は、コロナ禍が続く中、夏には1年遅れの東京オリンピック・パラリンピックが開催され、その後、日本のコロナ感染者数は、ワクチン接種の効果もあるのか減少に転じ、緊急事態宣言も9月30日に解除されました。ワクチン接種を一早く進め、社会の正常化に向かった英国では、一日当たりの新たな感染者が5万人前後に増えているとのことで(2021年10月22日現在)、日本でも予断を許しませんが、ワクチン接種と新薬の開発、承認により、早くコミュニケーションが活発にとれる日常が取り戻せることが切望されます。もちろん、実験的に施行されたリモート会議、テレワーク等の新しい生活様式で、この方が良いと思うことは、定着させていけば良いと思います。

 さて、2021年4月にオープンしたタキプラザを皮切りに、これから東工大の環境は大きく変化しようとしています。「東工大田町再開発」で検索すれば、その概要が明らかになっていますので、ここでは省略しますが、田町の附属高校の土地を、有効利用するために、まずその附属高校を緑ヶ丘に移転、緑ヶ丘にいた建築・土木は大岡山と緑ヶ丘の中間に新築移転、そして田町には延床面積が約25万uの一部の大学施設を含む複合施設が完成するという一大プロジェクトが動き出しました。なんと2030年6月頃の使用開始、2032年4月頃のグランドオープンを目指すとありますので、これから10年間、このプロジェクトの進行を見守っていくことになるわけです。

 私は、近年、あまりにも東京の再開発が巨大化して、再開発で作られる建物の床面積の増大と、一方で歯止めのかからない人口減少の関係、つまり増と減の反対の関係を不思議に思っていましたので、この田町の再開発も事業の継続性という意味で将来どうなるのか、と心配していましたが、前述した発表された概要を見ると、その心配はないような事業者と東工大の契約関係になっているようです。

 他の再開発と比べてみても、田町の立地性は、リニア新幹線の出発駅品川や羽田空港への利便性等を考慮すれば、今再開発が進んでいる渋谷や、大手町・丸の内という一等地よりも、これからの時代の競争力があるとも考えられます。東工大のこのプロジェクトが、大学の土地を利用した再開発としての特徴を出したものになり、未来へのビジョンを示したものになって欲しいと願っています。