会員便り
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会長退任挨拶

平井聖(昭和27年卒/東京工業大学名誉教授)

テキスト ボックス: 撮影  笠松雅弘 藤本先生から会長を受けついでから18年が経ちました。なかなか会長職を引き受けてくださる方が見つからず、今日に至ってしまいました。ようやく坂本一成先生に後を引き受けていただけることになりましたので、 ご報告いたします。

 会長の仕事で決まっているのは、新年会で年頭のあいさつをすることだけです。会の運営にかかわるのは幹事長が進めることになっている幹事会で、会長は出席する必要はありません。しかし、私は家が大学に近いこともあり、毎回の幹事会に顔を出していました。会長が幹事会に出ていることもあって、副会長さん方も幹事会に出席しなければならないような雰囲気になって、副会長さん方にご迷惑をかけた点を反省しています。  

 ところで話は変わりますが、建築学科に科歌があることをご存知の方がどのくらいいらっしゃるでしょうか?今は載っていませんが、古い冬夏会名簿には歌詞が載っていました。作詞は、明治43年卒の村井武さん。三番まであり、一番は西洋建築の古代史、二番が日本建築史、三番が西洋の近現代建築史を題材にしています。作曲者は、記録がなくわかりません。ただ、だいぶ前の建築学科のパーティーで谷口吉郎先生や藤岡通夫先生が歌っていらっしゃいました。その時、私は小型のテープレコーダーを持っていたので録音し、そのテープから採譜しました。その楽譜を載せておきます。歌詞は大変長いので載せきれません。次の年の名簿発行の折にでも載せてもらいましょう。