真野研究室 研究テーマ2018
■ 研究室では以下の2つのテーマに沿って研究を行っています。
基礎的な調査と実践的なプロジェクトを組み合わせて研究を深めます。
テーマ1:都市・地域の創造的なフィールドデザイン
個人や地域の組織がイニシアチブをとって、都市・地域の持続と未来につながるまちづくりができる環境と方法について考えます。場と空間、プロジェクト・デザイン、ビジョンと戦略、計画プロセスなど、実践を通じて研究します。
対象地域:広島県尾道市、宮城県石巻市、富山県高岡市、岡山県岡山市など
テーマ2:歴史が積層する居住環境のデザイン
都市形態や空間の時間的変容をふまえ、建築と都市をつなぐスケールでの居住環境デザインについて考えます。空き家・空き地の活用、リノベーション、まちの更新、コミュニティ、災害対策、復興などを包括的に捉えて研究します。
対象地域:東京の木造密集市街地(墨田区向島ほか)、広島県尾道市斜面市街地、宮城県石巻市中心市街地、富山県高岡市、長野県飯山市など
今までの研究室の論文のテーマ
2017年度
(修士論文)
- 「旧宿場町再生に関する研究 ー中山道宿場町69宿における空間形態の変化と地域の位置付けに着目してー」(坂本 曜平)
- 「歴史的基盤を持った地方都市におけるまちなか居住地の再生に関する研究」(田部 克博)
- 「東日本大震災被災地における地域づくりの担い手に関する研究 ー宮城県石巻市地域づくりコーディネート事業に着目してー」(中村 元彦)
(卒業論文)
- 「地域の特性に対応した土地利用における条例体系化の意識に関する研究 ー神奈川県横須賀市「土地利用調整関連条例」を対象としてー」(森 匠喜)
2016年度
(修士論文)
- 「一般公衆浴場と木造密集市街地の相互影響からみる地域更新と空間変容に関する研究」(安藤 皓央)
- 「素材と体制に着目した建築デザインの研究」(荻野 高弘)
- 「東日本大震災復興公営住宅入居者のコミュニティ変遷に関する研究 ー宮城県石巻市を対象として」(佐野 惠佑)
- 「工芸文化の発信に関する考察 ー北陸地域における工芸文化の担い手に着目して」(舛田 晃)
(卒業論文)
- 「受け入れ地域の視点からみた子供農林漁業体験活動の発展と派生に関する研究ー富山県朝日町を対象としてー」(黒木 圭悟)
2015年度
(修士論文)
- 「震災復興過程における地域自治体制の構築に関する研究ー宮城県石巻市を対象としてー」(長津智大)
- 「市民組織による場の形成がもたらす地域的価値に着目した歴史的商業地の変容における地域マネジメントの展開に関する研究 岡山県岡山市と富山県高岡市を対象として」(成田海波)
- 「持続的空きストック活用における土地・建物所有者の行動と役割に関する研究ー広島県尾道市斜面市街地を事例として」(野崎晋太郎)
(卒業論文)
- 尾道における展示空間の変容からみる芸術活動の多様性 OPEN STUDIO ON AIR 2012をケーススタディとして-(田村 智比古)
2014年度
(修士論文)
- 「新幹線開業都市における開業施策と市民組織の活動展開からみる中心市街地のあり方に関する研究」(大西 真由)
- 「木造密集市街地におけるイベント型防災ワークショップの展開プロセスと地域的意義」(小野 貴史)
- 「地方都市における移住実態の中でゲストハウスが果たす役割に関する研究ー長野県安曇野市と広島県尾道市を対象としてー」(菊地原 悠馬)
- 「東日本大震災後の既成市街地における地域コミュニティと被災移住者との関係ー宮城県石巻旧市域を対象としてー」(中野 真人)
- 「商店街内部環境と後背地の相互分析に基づいた商店街の持続性に関する研究ー世田谷区を事例としてー」(吉田 真希)
(卒業論文)
- 「都市構造の変化に伴う音楽空間の変容と持続性に関する研究—横浜におけるジャズの事例を対象にして—」(安藤 皓央)
- 「被災地における廃校の意味の変化と、それに伴う地域への影響に関する研究」(佐野 恵佑)
- 「伝統的工芸品産地における産業従事者の役割に関する研究—富山県高岡市を対象として—」(舛田 晃)
2013年度
(修士論文)
- 「コミュニティ・スペースの展開から見る地方都市の新たな地域構造〜東日本大震災被災地を対象として〜」(石川 怜也)
- 「地方中都市における住環境再生の持続性に関する研究-第二の空き家に着目した建物更新を対象に-」(加納 亮介)
- 「被災地におけるプレーパークの活動の広がりと遊び場再生としての役割」(堀口 拓未)
2012年度
(修士論文)
- 「首都圏近郊における伝統的酒造企業の地域の担い手としての新しい役割」(小堀 玲奈)
- 「食を活用した地域おこしにおける活動の展開と地域的意義に関する研究」(内西 哲朗)
- 「近年の地方都市における地域交流拠点としての公立文化ホールの施設計画と管理運営ー2001年以後に建設された6つの事例の計画プロセスに着目してー」(大村 一仁)
- 「業務集積地における住環境ユニットの残存メカニズムに関する研究ー大阪市旧三郷を対象としてー」(坪内 舞子)
- 「墨東地域におけるアートプロジェクトと地域内の日頃の活動の相互関係」(野村 美里)
(卒業論文)
- 「東日本大震災復興活動と女性の役割との研究ー牡鹿半島東浜を対象としてー」(中野 真人)
2011年度
(修士論文)
- 「二次元コンテンツを活用した観光まちおこしにおける市民参加について」(上前 隆行)
- 「広島県尾道市の中心市街地にみる社会関係資本の拡大と居住空間形成の相互作用」(荒川 佳大)
- 「条件不利地域における新規居住者と地域の活動展開に関する研究〜愛媛県上島町を対象として〜」(石際 由美)
- 「仮設住宅供給プロセスとコミュニティ形成活動に関する研究 ー宮城県石巻市、女川町を対象としてー」(速水 検太郎)
- 「被災地における基幹産業の再生に向けた地域構造の革新に関する研究 ー宮城県石巻市を対象としてー」(渡邊 享子)
(卒業論文)
- 「民間発意の文化活動の地方小都市における意義 〜一箱古本市を対象として〜」(石川 怜也)
- 「作り手の活動における手づくり市の特性と 周辺地域へ与える影響に関する研究」(加納 亮介)
- 「飲食店舗の営業時間と開放性から見た飲食店集積と しての魅力に関する研究」(堀口 拓未)
2010年度
(修士論文)
- 「戦後から1950年代のイタリアにおける歴史的建造物内への美術館設計における背景と意匠に関する研究 ーフランコ・アルビーニの作品を具体例としてー」(小林 麻耶)
- 「木造密集市街地におけるアートプロジェクトに呼応した多様な主体による取り組みの地域的意義に関する研究」(市川 真弓)
- 「社会的企業に着目した多様な主体の連携による地域マネジメントに関する研究 ーしまなみ海道周辺島嶼部および沿岸歳を対象としてー」(市橋 彩子)
- 「住民ニーズへの取り組みを視点としたエリアマネジメントの編集の可能性 ー斜面市街地としての広島県尾道市向にを対象としてー」(角田 宗一郎)
(卒業論文)
- 「アクター間の関係がコミュニティシネマの開業と派生するイベントに与える影響」(内西 哲朗)
- 「商店街活組織を横断した店舗間連携活動の展望と課題 ー北千住駅周辺地域を事例としてー」
(野村 美里)
2009年度
(修士論文)
- 「木造密集市街地における住環境改善手法の検討と市民組織による事業化に向けたまちづくり活動の展開プロセスに関する研究」(飯島 縁)
- 「新幹線事業を契機とした地域再生活動に着目した地域運営の持続性に関する研究 〜新幹線事業および集落単位での自治活動との関係を中心に〜」(大西 伊織)
- 「住民組織を中心とした地域包括的な場を形成する多層的展開の実態とその形成因子に関する研究」(高橋 克嘉)
- 「戦前期東京新市域を対象とした土地区画整理事業の計画手法と計画策定における組合組織の役割に関する研究」(村松 健児)
(卒業論文)
- 「アートプロジェクトから派生した活動の要因と意義に関する研究」(荒川 佳大)
- 「東京における地元地域活性化活動の展開の可能性に関する研究 〜ビジネス手法を用いた活動に着目して〜」(石際 由美)
- 「戦後横浜における接収が市街地形成に与えた影響についての研究」(小堀 玲奈)
- 「地域住民による密集事業用地の暫定活用の実態とその地域的意義」(中谷 建文)
2008年度
(修士論文)
- 「住宅密集市街地における不動産業の動向に着目した土地利用変化の災害リスク評価に関する研究」(志摩 陽一郎)
- 「地方都市への移住者の役割に着目した地域マネジメントのあり方 〜広島県尾道市と長野県飯山市を対象として」(永田 乃倫子)
(卒業論文)
- 「東京の旧近郊農村地域における寺院所有地の土地利用変容に関する研究 〜地域居住への公益性の観点から〜」(伊澤 歩)
- 「密集市街地の街路空間における植栽の役割に関する研究」(市川 真弓)
- 「都市における地域貢献活動の空間的展開と地域住民・地域外住民間の媒介役としての役割に関する研究」(上前 隆行)
2007年度
(修士論文)
- 「官民協働による芸術創造拠点の研究 〜フィンランド・ヘルシンキ市と横浜市の事例から〜」(小木戸 渉)
- 「小学校における芸術普及活動のあり方に関する研究 〜東京区部内の制度における事業主体・コーディネーターの働きに着目して〜」(田中 真実)
- 「災害時要援護者支援事業の地域における取り組みから見た制度的課題 〜東京都区内の木造密集市街地の取り組みに着目して〜」(田畑 弘之)
- 「空き家活用に着目した斜面市街地の住環境再生に関する研究 〜広島県尾道市を事例として〜」(原口 紘一)
(卒業論文)
- 「密集市街地の住居外空間における領域形成に関する研究」(飯島 縁)
- 「まちづくりの連続的展開に関する協働の類型と地域ビジョンの視点からの研究」(高橋 克嘉)
- 「東京近郊における伝統的地縁集団から町会への変遷過程に関する研究」(村松 健児)
2006年度
(修士論文)
- 「学校を媒介とした地域活動における人材の組織間移動と継続性に関する研究 〜小学校教員を対象として〜」(菅原由依子)
- 「住宅密集市街地における個別建替え、民間住宅開発による更新建物群に着目した住環境更新ユニットを用いた住環境整備手法の検討 〜東京都区部における典型的住宅密集市街地をケーススタディとして〜」(川田 浩史)
- 「多雪地域における戦後の住宅市街地形成と建物構成要素の変容に関する研究 〜住宅の形態と色彩に着目して〜」(目黒 正太郎)
(卒業論文)
- 「密集市街地における既成細街路・空地を用いた連続的歩行空間形成手法の研究」(志摩 陽一郎)
- 「『ものづくり』の文化を背景として商店街と新規出店者をつなぐ中心組織に関する研究 〜匠の町しもすわ あきないプロジェクトを対象として〜」(山田 大裕)
2005年度
(修士論文)
- 「街路景観の構成要素がもつ視覚的影響力に関する研究 〜重要伝統的建造物群保存地区内の街路空間をケーススタディとして〜」(今井 典子)
- 「団地における共有空間の実態と住民による利用・管理に関する研究 〜都内賃分併存団地の植栽を対象として〜」(杉本 真太郎)
- 「まちづくり活動と街の構造の関係性について 〜観光都市別府を例として〜」(嶋村 和隆)
- 「住居と商業が混在する地域における空間構成と機能の変容について」(高橋 健太郎)
(卒業論文)
- 「広島県尾道市中心部における出店プロセスから読み解く人的ネットワークの広がりと役割」(原口 絋一)
- 「地域内外の活動主体の恊働によるまちづくりに関する研究 〜港北ニュータウン・荏田近隣センターを対象として〜」(田畑 弘之)
- 「『中国単位制社会』下の北京四合院における内部空間と住宅管理の変遷に関する研究」(鄭策 文)
- 「都市基盤未整備の住宅密集市街地における空地の集合の仕方の分析に基づいた街区更新に関する研究」(岡田 英)
2004年度
(卒業論文)
- 「住宅密集市街地における細街路を用いた住環境単位と建物更新過程の分析に基づく住環境再編手法の提案 〜北区上十条地区でのケーススタディを通して〜」(川田 浩史)
- 「企業・地域NPO連携型アートプロジェクトによって生まれる交流に関する評価 〜アサヒ・アートフェスティバル2004を事例として〜」(小木戸 渉)
- 「子どもを対象とする地域プロジェクトを介した多層コミュニティ間の連携」(菅原 由依子)
- 「住宅密集市街地における阪神大震災後10年間の都市空間の変容とまちづくりプロセスの関係 〜神戸市3地区をケーススタディとして〜」(目黒 正太郎)
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